不妊治療は検査から

本気で赤ちゃんが欲しいご夫婦は、
是非一緒に病院で不妊治療を始めてみることをおすすめします。

 

女性にとっても、不妊治療は検査も治療自体も楽しいものではありません。

 

 

ただ、赤ちゃんが欲しいという一心で頑張っているのです。
男性にとっても、不妊の検査や治療は苦痛なことがあるかもしれません。

 

しかし、夫婦二人で壁を乗り越えていければ、
より絆が深まり、
赤ちゃんが出来たときには全力で家族を守ろうと思えるのではないでしょうか。

 

女性だけが孤独に不妊治療を受けなければならない状況を、
男性も想像して協力する方向にシフトしてほしいものです。

 

でも、具体的に不妊検査や治療ではどのようなことが行われるのでしょうか。

 

 

ここでは、不妊治療についての流れを紹介します。
不妊の原因は人それぞれに異なりますが、
治療ではまず誰でも検査から始まります。

 

 

原因を探ってこそ治療法を決められるので、
検査をして治療の方針を見据えることはとても重要なのです。

 

 

避妊をせずに夫婦生活を送っているが中々妊娠まで至れない

不妊で悩んでいるということ自体を周囲に相談できない方も多いので、
あまり表面化しないというのが実状です。

 

しかしながら統計データをみてみると、
妊娠希望者の実に1割もの方が不妊という悩みを抱えているのだそうです。

 

10人のうち1人は自然な妊娠ができないとして不妊治療を開始する、
またはそのまま諦めてしまっているということになります。

 

女性に多い悩みである冷え症を改善するといったような体質改善をすることで、
不妊を改善させる方法もありますが、
パートナーとしっかり話し合って早めに不妊治療に踏み切るのも一つの方法ですよ。

 

出産適齢期という問題もありますからね。
歳は必ず重ねるものなのです。

 

 

不妊治療の流れとしては、まず初めに幾つかのの検査を経て治療に入るというのが一般的な流れです。
例えば毎日の基礎体温計測も大事になってきます。

 

不妊治療の流れにおいて、この基礎体温の計測というのは
不妊治療の大切な第一歩ですよ。

 

朝起きてすぐ、布団に入ったままの状態で体温を測ります。
蒲団から起き上がってはいけません。

 

この計測方法を毎日実践してグラフに表してみると、
あなたの体の低温期と高温期が判明します。

 

高温時期には、排卵した後に分泌される黄体ホルモンが中枢へと働きかけているため
若干の体温の上昇がみられるのです。

 

 

しかし高温時期がなく温度がいつも一定なのであれば、排卵が起きていない可能性があります。

 

こうして基礎体温の計測によって排卵が正常なのか否かがある程度分かりますし、
排卵後に子作りをしても中々妊娠できないのであれば別の原因も考えられます。

 

卵巣の働きの状態やホルモンバランスの調子なども
基礎体温計測のグラフである程度判断することができます。

 

基礎体温は不妊治療において重要な参考情報となりますから、
病院に行く前から自分で数ヶ月分計測してみましょう。

 

 

 

不妊治療の検査では子宮頚管粘液検査という検査も行われます。
子宮頸管粘液を採取して、粘液の量や粘り具合、
結晶形成といった点をチェックするのです。

 

女性なら誰しもが経験することですが、
排卵期になると粘液の量が普段よりも多くなります。

 

さらにおりものの様子として粘り気が出てくるのです。
この粘液が比較的少量だとなると、
精子が子宮へ到達しにくいのではないかとして
子宮頚管粘液不全という診断になるケースもあります。

 

フーナーテストと呼ばれる検査もありますが、
これは朝起きてから避妊せずに子作りをして病院へ行き、
頸管粘液を採取するという検査方法になります。

 

そして子宮内の精子の様子をチェックして、
子宮内で精子がちゃんと動いているかを確認するのが目的です。

 

性交後試験とも呼ばれるフーナーテストに抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、
不妊治療においてごく普通の一般的な検査です。

 

 

不妊治療の一環として子宮卵管造影検査が行われるケースもあります。
これはシンプルに言うとレントゲン検査で、
子宮内へ造影剤を注入して子宮卵管のエックス線撮影し、
診察するという方法になります。

 

子宮の形や卵管の通過性といったものを、
レントゲン写真で見て診察することができるのです。

 

子宮卵管造影検査では、
当日に造影剤の様子を見てレントゲンを何枚も写すこともあれば、
翌日に再度撮影することもありますので、これは担当医が判断します。

 

子宮卵管造影検査では、
個人差がありますが痛みを感じるケースもあるというのがデメリットでしょう。

 

また、不妊治療の一環として超音波検査を行うケースもあります。
超音波断層装置という専用の機器で子宮や卵巣の状態をこまかく診察するのです。

 

エコー検査とも呼ばれている検査方法で、
この検査を行うことで卵胞の発育具合や子宮内膜の厚みといったことをチェックすることができますよ。

 

 

婦人科で行われるエコー検査で、お腹の赤ちゃんの様子を見ることができますね。
そんな便利なエコーも、2タイプの検査方法があるのですが、皆さんは知っていましたか?

 

一般的に使用されるエコーは経膣超音波と呼ばれるものです。
プロ-プという専用の機器を使って、
超音波で卵胞の発育の様子をチェックするのです.

 

子宮内膜の状態を確認する検査では、
このエコーによる検査が必須です。

 

一般的なの不妊治療で使われるのはこのタイプのものなのですが、
その理由は画像が鮮明で診察の精度が上がるからです。

 

卵胞や子宮内膜の厚さまでも明確に目でチェックできますから、
診察がしやすくなります。

 

もう1タイプのエコーは経腹超音波と呼ばれるものです。
お腹にプローブを当ててお腹の内部をチェックする方法で、
体外受精の際に行われる胚移植の時などに用いられます。

 

お腹の上からのチェックになるので経膣超音波よりも鮮明さは低くなりますが、
経膣式よりも診察できる範囲が広範囲となるので、
子宮内外など全体的な診察が可能となります。

 

胎児の発育チェックをする際に用いられるのもこちらのタイプなので、
妊婦さんは経験がありますね。

 

不妊治療の一環として男性側の検査で行われるのが、
一般精液検査と呼ばれるものです。

 

精液を採取して精子の数や運動率・奇形率などをチェックする検査になります。

 

精子を採取する方法としては、
病院から渡された容器の中に自宅で精液を入れて病院へ提出する方法もありますし、
病院に行った際に個室に入って採取する方法もあります。

 

 

不妊治療をするにあたっては様々な検査が行われますが、
パートナーと助け合って支え合って乗り越えましょう。

 

検査結果を元に二人に合うであろう方法で治療を進めていくことになりますから、
お互いの協力は欠かせません。

 

不妊治療というのは一人の意志だけでは続きません。
パートナーとしっかり話し合って進めていきましょう。